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Model MM07 Japanese series sofa by Cees Braakman, “Grand Repos” Armchair by Guillerme et Chambron, DB51 sideboard by Cees Braakman, Model ML 213 swivel chair by Illum Wikkelsø, Low round coffee table by Roger Capron, Model SZ01 lounge chair by Martin Visser,Lotus lounge chair by Rob Parry,Solid mahogany book case by Christian Hvidt, Small curved front sideboard of mahogany, Les Arcs bar stool selected by Charlotte Perriand,Model 150 easy chair in oak by Kai Kristiansen, Model CB06 cabinet in birch by Cees Braakman,D70 Sofa/Daybed by Osvaldo Borsani…他
Model MM07 Japanese series sofa by Cees Braakman
1958年、シーズ ブラークマンがPastoeのためにデザインした希少な ラウンジ ソファ モデル MM07。漆で塗られた金属製の脚が、丈夫な特性を活かしつつ全体をビシッと引き締めています。立ち止まることなく次々とデザインを生み出し、ミッドセンチュリーを駆け抜けた作家の真っ直ぐさが線に現われています。見た目のカッコ良さはもちろんですが、空間に置いたときの際立つ存在感は傑出です。(生地につきましては、良質レザー及び良質なファブリックにて新調しております)
“Grand Repos” Armchair by Guillerme et Chambron
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Votre Maison」を立ち上げた2人のフランス人デザイナー「ロバート・ギレルム」と「ジャック・シャンブロン」による傑作。ずば抜けた感性と卓越した技術が作品に宿っています。軽量無垢オーク材の「ムッシュー」モデル、背もたれの円形クッションと6本のロッド連結で構成されたユニークな背もたれが象徴的。肘置きには興味深い湾曲の削り込みが施され、溢れんばかりに魅力を放出しています。しなやかでエレガントなアームチェアです。
DB51 sideboard by Cees Braakman
こちらは、現在では入手困難なCees BraakmanデザインのPastoe ‘DB51’キャビネットです。黒と水色の美しい配色、このカラフルで魅力的なキャビネットは、シャルロット ペリアンのヨーロッパモダニズムの影響を明確に受けています。また、脚先の曲木はEames/Knoll作品よりヒントを得ています。当時世界中の新技術を独自の方法で作品に取り入れたブラークマン、作品には彼の柔軟な感性が詰まっています。(十分なコンパートメントも作品の特色を最大に引き出しています)
Model ML 213 swivel chair by Illum Wikkelsø
座面・背もたれともに良質な革を使用、クロムメッキとのコントラストが形状を引き立てる独特な回転椅子です。安定感を生む座面のくぼみと心地よい背もたれが、申し分ない塩梅で体を吸い込みます。(デザインの見た目から想像し難いですが、絶妙な座り心地を提供してくれます)ウッケルソーの幅広く豊かなデザインが使い手を楽しませ、空間に斬新な風を舞い込みます。
Low round coffee table by Roger Capron
フランス陶芸家ロジャーキャプロンが手掛けた有機的スタイルの円形テーブル。1946年に仲間と共にヴァロリスに陶器工房を設立したキャプロンは、多様な技術を巧みに取り入れ、陶器と家具を結びつけました。(コートダジュールに沿って位置するヴァロリスの町は、ローマ時代から陶器の生産で広く知られていた地域です)明るい釉薬が生きる繊細な植物のフォルムと大胆な幾何学模様をモチーフに、モダニズムへと反映させ独自の世界観を構築しました。彼の作品は今再び世界中で人気が高まっています。
Model SZ01 lounge chair by Martin Visser
1965年にマーティン・ヴィッサーがオランダの家具メーカー ‘t Spectrum のために デザインした作品です。あえてツヤを消したスチール製管状フレームと、美しく織られた籐シートが抜群の相性を誇っています。アームに施された籐使いは非の打ちどころのない「美の追求」を物語っています。様々な角度からご覧いただきたいラウンジチェアです。
Lotus lounge chair by Rob Parry
こちらのリクライニング可能な ロータスラウンジチェアは、ロブ・パリー がゲルダーランド社のためにデザインした作品です。斬新で刺激的なラインはリビングに完璧にフィットするオブジェ的要素も兼ね備えています。また、ロータスは、ロブ・パリーデザインの中で最も愛されている椅子。信頼性の高い機能的ソリューションと高級木材が使用されていることから、究極の快適さを提供します。(New fabric )
Solid mahogany book case by Christian Hvidt
デンマークの家具作家 クリスチャン・ヴィッツがデザインした無垢材マホガニーの上質なブックケース。美しく設計されたフィンガージョイントが非常に特徴的。自然の中で育った良木の持つ力強さとしなやかさを感じさせます。バランスよく仕切られた棚一つ一つにも趣があり、飾る品への想いもひとしおになりそうです。
Small curved front sideboard of mahogany
意匠として削り込まれた模様のラインが、抽斗の輪郭をなぞるデザイン。経年によるマホガニーの趣深さが、直線と曲線のスケール感を有美に表現しています。また、品質そのものが非常に素晴らしく、杢目模様の見事な色調がサイ ドボードの気品を溢れさせています。全ての引き出しに鍵穴が設けられたなかなか類を見ない逸品です。
Les Arcs bar stool selected by Charlotte Perrian
人生を独自のアイデンティティーと新奇なデザインで貫いた女性シャルロット・ペリアン。96歳で生涯を終える直前までデザイナーを全うした彼女の代表作。異素材の組み合わせを存分に生かし、光芒を放つ作品です。素晴らしいペリアンの想像力の賜物を心ゆくまでご堪能ください。
Model 150 easy chair in oak by Kai Kristiansen
1960年代、カイ・クリスチャンセンがデザインを手掛けたデンマーク製の美しいイージーチェア。季節ごとに味わいを楽しめる籐編みの背もたれと、平さに奥深い表情がある斬新な木製フレームが特徴的。快適な座り心地は、彼のデザイン美学を証明しています。写真のように多少の使用感はあるものの、とても綺麗な状態です。(New fabric)
Model CB06 cabinet in birch by Cees Braakman
1950年代に製造された白樺の美しいキャビネットです。オランダの気鋭家具デザイナーCees BraakmanがUMS Pasteeのためにデザインした作品です。ブロンドのようなバーチ合板で作られており、内部には 2つの棚と 4 つの引き出しがあります。ハニートーンを基準にリラッカーを施し、良好なヴィンテージコンディションに仕上げました。第二次世界大戦後、新しい生産プロセスを習得するために米国へと渡ったブラークマン、イームズのプライウッドに触発され、自らバーチプライウッドを用いた積層シリーズを開発しています。この食器棚は、シリーズの中でも最も注目された作品です。
D70 Sofa/Daybed by Osvaldo Borsan
1954年、イタリアの建築家オスヴァルド・ボルサーニによってデザインされた数段階調節可能なソファベッド「モデルNo.D70」。イタリアヴァレドにあるヴォルサーニの家具メーカー「テクノ社(Tecno)」によって製造されました。羽を伸ばすように両側へと自由自在に姿を変え、その独特な雰囲気を優雅に楽しむことができます。第10 回ミラノトリエンナーレ では名誉ある歓迎を受け、すぐにデザイン特許を取得した作品です。今なおイタリアモダニズム デザインの黄金時代のシンボルとして愛され続けている珠玉の一台です。