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Dining chair in rosewood by Johannes Andersen,Kangaroo chair by George Nelson & Associates,CU06 Japanese series cabinet by Cees Braakman,Model 642 easy chair by ARP,Model 62 large round dining table in teak by Henning Kjærnulf,GE235 sofa in oak by Hans J. Wegner,Kontur lounge chair by Alf Svensson, Fiberglass Chair by Jean-René Picard,Buffet model 1039 H in oak by Roger Landault …他
Dining chair in rosewood by Johannes Anderse
ヨハネス・アンダーセンがデザインを手掛けた美しいダイニングチェアです。ローズウッドとレザーの申し分ない組み合わせが椅子全体の印象を一層深めています。背面の微妙な角度に並々ならぬセンスを感じます。作家の審美眼が詰まった期待通りの作品です。(New leather)
Kangaroo chair by George Nelson & Associates
ジョージ・ネルソンが1955年にデザインしたカンガルーチェア。出会った瞬間特徴ある形状に一目惚れ、しばし賞玩しました。座り心地を確かめると至福の時が流れ、これは感性を刺激する作品だと了知するに至りました。一つの作品を仕上げるまでに注がれたデザイナーと携わった人々の情熱が遍く封じ込められています。大きな作品であるだけに、その圧倒的存在感にも驚きます。家具好きでなくとも魅了されるはず。まさに心打たれるネルソン作品です。
CU06 Japanese series cabinet by Cees Braakman
1934年、PASTOEで家具作りに携わったのが弱冠17才、シーズ・ブラークマンは非常に若い頃から才能を開花させた作家です。デザインを始めてから13年後にアメリカを訪れた際はイームズ夫妻が手掛けるデザインに呼び起こされるものがあり、また、のちの日本滞在では日本が誇る”用の美”に魅せられ、「Japanese series」が華麗に誕生しました。長い年月をかけて培ってきた家具作りの経験が形状に響き渡っています。デザインで浮き彫りになる素材の役目も決して蔑ろにしないこの作家がデザインした作品は、今後ますます貴重になると想定されます。
Model 642 easy chair by ARP
頑丈に作られたメタルの上に、デザイン性に富んだ形状が置かれている塩梅。ARPの作品だけあってディテールの見応え箇所が多く、置いたときに生まれる陰影の計算も素晴らしいものがあります。椅子全体に身を委ねると、直線から想像できないほど体に馴染む感覚が得られます。(*ARPとは、当時のフランスミッドセンチュリーを代表するピエール・ガーリッシュ、ミシェル・モルティエ、ジョセフ・アンドレ・モットによるデザインユニットのこと)
GE235 sofa in oak by Hans J. Wegner
完璧な角度が生む最適な座り心地、さすが巨匠ハンス・ウェグナーの作品です。無駄のない親しみやすい形状についつい吸い込まれ、気がつけば座っている、そんなソファーです。後ろ姿も美しいので、背面が見える配置などもおおすすめです。生地は良質ファブリックにて張り替え済みです。経年による僅かな小傷等見受けられますが、全体的に非常に良い状態です。
Kontur lounge chair by Alf Svensson
1957年にアルフ スヴェンソンによってデザインされた安定感のある非常に魅力的なラウンジチェアです。角度を持たせた背面の形状や肘置きから脚にかけての曲線美も、とても見応えがあります。さらにリクライニング調節が可能ですので、機能性においてもじっくり良さを味わっていただけます。空間に置いた際の”絵になる姿”は必見です。(生地は良質のファブリックにて新調しております。)
Fiberglass Chair by Jean-René Picard
フランスミッドセンチュリーを代表するジャン・ルネ・ピカールの作品です。座面にはファイバーグラス、脚にはメタル が使用されていることから、デザインにおける当時の時代背景が垣間見えます。雑だとも受け取られがちな脚の付け根、ここにこそアートが宿っています。バレリーナを思わせるシュッとしたフォルムが醸し出す独特の空気感、日常に素敵なアイデアを運んでくれそうです。
Buffet model 1039 H in oak by Roger Landault
1957年頃、ABC社によって製造されたフランス人デザイナー 「ロジェ・ランドー」によるビュッフェモデル1039。オーク材による非常にエレガントな作品です。棚と引き戸の配分が絶妙で、実用性をしっかりと備えています。また、取手の細部も凝っており、使い手の満足度を高めます。フランスミッドセンチュリーの魅力をお楽しみください。