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Papa Bear chair & stool AP19 & AP 29 by Hans J Wegner,Arm chair by Arne Hovmand-Olsen,PK20 by Poul Kjaerholm,Nesting table with magazine holder,Table by Rud Thygesen & Johnny Sørensen,Armchair Model 118 by Grete Jalk,Coffee table with shelf,Portex stacking chairs by Peter Hvidt & Orla Mølgaard Nielsen…他
こちらは、1954年、ハンス・J・ウェグナーによってデザインされた不朽の名作「パパベアチェア」です。ウェグナーが「これまでで最も快適な椅子を」と考え抜いた究極の安楽椅子です。個体の構造、美しく慎重に描かれたライン、こだわり抜いた材質など、細部への充実度も素晴らしい作品です。
四方にデザインされた貫が、椅子の強度を増し安定感を約束しています。曲げ木の木肌は正に究極に追求され視覚的にも見事ですが、座った際には、しなやかに体に馴染み、作家独特の審美性を理解することができます。
ポール・ケアホルムが鑑みる独特な世界観が美しいフォルムに表現されています。弾力性があり、非常に快適で柔軟性のあるラウンジチェアです。高品質のブラックレザーはエレガントな印象を与え、極上の座り心地を齎します。また、PK20は、ロンドンのビクトリア&アルバート美術館の永久コレクションに含まれています。
ローズウッド×レザー×クロームメタルの組み合わせが幻想的なイメージを醸し出します。丁寧につくられたレザーのマガジンホルダーが非常に斬新です。また、高品質のローズウッド杢目は、ネストの持ち味を最大限に引出しています。
Rud Thygesen(1932)& Johnny Sørensen(1944)は、両者共に芸術・工芸デザイン学校を卒業後、デザインスタジオを開設しました。こちらは、1980年代、彼らによってデザインされたテクノロジックな多目的テーブルです。集成材にこだわりを見せた彼らのデザインは、のちのモダンな成形家具進展に著しく貢献しました。世界中の多くの博物館や美術館では、彼らの作品を工芸品として受け継いでいます。
デンマークを代表する女性デザイナー「グレーテ・ヤルク」の作品です。約60年前にデザインされました。グレーテ・ヤルクは、1940年代初め、コペンハーゲン大学で哲学を学び、家具職人としての訓練を受けます。さらにその後、美術工芸学校へと進み、デンマーク王立アカデミーでは本格的に家具デザインを学びました。生涯をかけてこだわった美しいデザインたち、彼女の作品からは家具への深い愛情が伝わってきます。
チーク材質の持つ美しい杢目が活かされたコーヒーテーブルです。Y字が施された四本の脚に、挟み込まれるようにデザインされたシェルフは使い勝手が抜群です。
ペーターHvidt(1916-1986)とオーラMølgaard ニールセン(1907-1993)は、1944年に家具のデザイン事務所を開設しました。コペンハーゲンの美術工芸学校で建築家/家具職人として訓練を積んだペーターHvidtは、非常に伝統的なさまざまな家具の設計を試み、多くの素晴らしいデザインを残しています。こちらのスタッキングチェアも、発想豊かな彼の作品の一つです。