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Model JH 501 “The chair” in oak by Hans J. Wegner, SB03 dining chair by Cees Braakman, Medea chair by Vittorio Nobili, Artwork coffee table by Paul Kingma & Rien Goené,Boomerang rocking chair in teak by Mogens Kold, Shelving Unit in teak & oak by William Watting,H269 lounge chair by Jindřich Halabala, A pair of bend plywood bookcase by Kristian Solmer Vedel,Model 116 sideboard by Florence Knoll, AX chair by Peter Hvidt & Orla Mølgaard-Nielsen…その他
Model JH 501 “The chair” in oak by Hans J. Wegner
1949年、Hans J. Wegnerによってデザインされた「Model JH 501 “The chair”」。家具好きを魅了し続ける圧倒的フォルムの美しさ、それに加えてオーク×籐の風韻漂う佇まい、そして彫刻さながらのフィンガージョイント、至る所にウェグナーが抱いていた椅子に対する情熱を感じます。名作中の名作をご堪能ください。
SB03 dining chair by Cees Braakman
1955年、シーズ・ブラークマンがUMS Pastoe社のためにデザインを手がけた『SB03』。実用品でありながらアートの要素も兼ね備えている彼の柔軟な作風には世界中にファンも多い。SB03は、座面と背凭れが互いに影響し合う面の構成が非常にユニーク、また、脚の個性を際立たせる曲木のデザインもブラークマンならでは。作られてから70年近く経った今でも新鮮で驚きが絶えません。(New leather)
Medea chair by Vittorio Nobili
1955年、家具メーカー「Tagliabue」のため に、イタリアのデザイナー「ヴィットリオ・ノビリ」がデザインを手がけたメディアチェアです。合板には耐久性のある良質なアッシュ材が用いられており、美しい杢目と共にしなやかさが活かされています。シンプルな形状をここまで個性的にするノビリのセンスに圧巻です。製造された翌年1956年には工業デザイン賞「コンパッソ・ドーロ」を受賞しています。
Artwork coffee table by Paul Kingma & Rien Goené
このブルータリズムの象徴的なテーブルは、1958年にオランダの芸術家「リアン・ゲーネ」と「ポール・キングマ」によって創作されました。自然界で誕生した美しい石を一途に削り続けていたゲーネと、広範囲で芸術活動をしていたキングマ、二人の感性が見事に象嵌され「Artwork coffee table」が出来上がりました。その後もゲーネは彫刻に集中、一方キングマはモザイクテーブルで一躍有名になり、 1990年代後半まで作り続けました。こちらは彼らが手がけた初期の希少な合作作品です。天板裏面には、手形のサインが残っています。
Boomerang rocking chair in teak by Mogens Kold
1960年代、モーエンス・コードが自社のためにデザインした個性際立った作品です。この迫力ある特徴的なデザインは、「ブーメランチェア」と名付けられ、世界中から高い評価を得ました。ロッキングならではの寛ぎと、視覚的魅力を併せ持つ傑作です。(モーエンス・コード社はデニッシュデザインを代表するモダンかつハイエンドな家具を数多く生み出したことで有名です。)
Shelving Unit in teak & oak by William Watting
1950年代に「A/S Mikael Laursen」社のためにウィリアム・ワッティングがデザインを手がけた品質の高いチークユニットです。全体の見事なバランスはもちろんのこと、隅々まで美しい見え方を追求しながらデザインに取り組んだ作家の鋭意が感じられる作品です。アレンジ自在の棚板にはとっておきの品を飾り、ワッティングデザインと共に空間作りをお楽しみください。
H269 lounge chair by Jindřich Halabala
チェコスロバキアの家具デザインを牽引、インテリアデザインの先駆者として名を残した「ハラバラ」の作品は、世界中でも評価が高く家具マニアが到達する究極の一脚だとディーラーが話していました。1930年代、時代背景と共に様々な要素が組み合わさって、とびきりの「愛嬌」が生まれました。ハラバラのデザインは飛び抜けて印象が深く、ユーモアに溢れており、そして見る側を魅了します。(ハラバラは 1970 年に引退し、1978 年にブルノで亡くなりました。彼の美しいデザインは、ブルノのモラヴスカ ギャラリーとオロモウツ近代美術館で鑑賞できます)(New fabric)
A pair of bend plywood bookcase by Kristian Solmer Vedel
こちらは1957年クリスチャン・ヴェデルが家具メーカー「Torben Ørskov」社のためにデザインした非常に希少なプライウッドの作品です。バウハウスの影響を受けた彼の作品は、単なる家具ではなく木材の創造的な要素に注力して作られています。(ヴェデルはデンマーク工業デザイナー協会の設立に尽力し、1966 年〜 1968 年まで協会の初代会長を務めました。)
Model 116 sideboard by Florence Knoll
1968年、Florence Knollによってデザインされた優雅なサイドボードです。(彼女は自ら「Knoll」のカタログに自身のデザインを掲載、夫「ハンス・ノル」と培った世界的モダニズムへの貢献は計り知れず、伝説の人として受け継がれています)デザインに関する幅広い見解が作品の隅々に行き渡り、芸術性を高めています。大胆な線とは裏腹に注意深く使い手目線を重んじる機知に富んだフローレンスの傑作。
AX chair by Peter Hvidt & Orla Mølgaard-Nielsen
Fritz Hansen社のために「Peter Hvidt & Orla Mølgaard Nielsen」がデザインを手がけた”X-chair”です。数々のユニークな形状を生みだした作家の個性が斬新なデザインに染み込んでいます。どの角度から見ても非常に美しく、スタイリッシュな印象を与えます。(New leather)