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Scandia lounge chair in rosewood by Hans Brattrud, NV51 in teak and cane by Finn Juhl, Easy chair with nutwood legs attributed to Peter Hvidt, Contour adjustable high back lounge chair by Alf Svensson,PP203 dining chair in mahogany by Hans J. Wegner,Free Standing wall unit by Poul Cadovius, Model BR02 Daybed by Martin VisserModel116 Sideboard with seagrass sliding doors by Florence Knoll,…他
Scandia lounge chair in rosewood by Hans Brattrud
ノルウェーデザインが誇るハンス・ブラットルドの名作「スカンディア・ラウンジチェア」です。エレガントでモダン、そして洗練された印象を放つ作品です。蒸気によってしなやかに曲げられた10枚の美しいローズウッドスラットは、類を見ない独特の世界観を醸し出します。このダイナミックに湾曲した弾力ある座り心地とヘアピンレッグが織り成す豊かな感性、どこをとっても完璧な逸品です。
NV51 in teak and cane by Finn Juhl
1950年代に「フィン・ユール」がデンマークの家具メーカー「Baker Furniture」のためにデザインした逸品「NV51」。丹念な削り込みにより生み出された壮大なデザイン。頑丈なチーク材質の彫刻フレームと籐編みが施されたインサートが非常に特徴的です。デンマークミッドセンチュリーデザインの象徴として鑑賞していたい作品です。
Easy chair with nutwood legs attributed to Peter Hvidt,
1940年代、デンマークの家具メーカー「Jacob Kjær」によってデザインされた趣あふれる作品です。本革の品格が醸し出す重量感はひとしおです。時間を忘れてしまうほど優雅な座り心地を提供します。美しい色味が加わることによる住空間への効果も絶大、”椅子のある風景”をじっくりと味わっていただけます。
Contour adjustable high back lounge chair by Alf Svensson
スウェーデンの家具デザイナー「アルフ・スヴェンソン」によってデザインされたハイバックラウンジチェアです。彼のデザインは非常に独自性に富み、芸術的な側面があります。線のユニークな反り、肘置きの形状など適材適所で素材の個性を活かすという特徴があります。スカンジナビアモダンスタイルの拡張に大きく貢献したデザイナーの一人で作品には創意溢れた存在感があります。
PP203 dining chair in mahogany by Hans J. Wegner
PP Møbler社製、ハンス・ウェグナーデザインの「PP203 dining chair 」非常に美しい作品です。椅子選びについては多くの基準がありますが、ウェグナーは最も重要な「快適さ、美的価値」を惜しみなく提供してくれる慈悲深い作家です。お部屋に与える影響のみならず、日々のアイデアや価値観など人々の暮らしにも多大な影響を与えます。
Free Standing wall unit by Poul Cadovius
1960年代、デンマークの家具メーカー「Royal System」のために「Poul Cadovius」がデザインを手掛けたチークの自立型ウォールユニットです。自立型は、空間の間仕切りとしてスタイリッシュに活用できるという特徴があります。また、絵になる真鍮ホルダーとチーク材との美しいバランスが、デザインの奥深さを感じさせます。フラップドアキャビネットとモジュラーシステムが多様で自分好みのユニットを可能にしてくれる優れた作品です。
Model BR02 Daybed by Martin Visser
1960年代、マーティン・ヴィッサーがスペクトラム社のためにデザインしたデイベッドモデル「BR02」。存在感を醸し出すクロムフレームとシンプルな角度調整でソファにもベッドにも瞬時に様変わりするハイエンドなダッチデザイン。張り替えにはVividな色合いが用いられ、形状の持つ独特の世界観を表現しています。
Model116 Sideboard with seagrass sliding doors by Florence Knoll
作品を通して目に映る景色を存分に楽しめる作品です。1948年に発表されたフローレンス・ノルの名作です。(彼女は自ら「Knoll」のカタログに自身のデザインを掲載、夫「ハンス・ノル」と培った世界的モダニズムへの貢献は計り知れず、伝説の人として受け継がれています)デザインに関する幅広い解釈が作品の隅々に行き渡り、芸術性を高めています。大胆な線とは裏腹に注意深く使い手目線を重んじる機知に富んだフローレンスの傑作、非常に価値のある作品です。